「あの頃に戻りたい」がダメな理由

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付き合い始めというのは相手への理解が進んでいない時期とも言えます。
相手がネコを被って、「素の自分」を出すことに抵抗することがあります。
気持ちが浮かれて、嫌なところが見えなくなっていることもあります。
お互いが手探りで、相手のペースに合わせたりしながら慎重に接した結果、「自分を不快にさせない」ところを、まず好きになったのです。

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嫌いなところが目に付くようになるのは自然なこと


付き合いを重ねていくにつれて、相手の好きなところと嫌いなところが見えてきます。
「自分を不快にさせない」は、裏を返すと「自分の期待に応えてくれるから」だったり、「自分のペースに合わせてくれるから」だったりします。

相手の素の部分が出始めて、その人が自分のペースを取り戻すようになると、必ずしもあなたの思い通りにならない場面が出てきます。
人は「自分の思い通りにならなかったとき」に怒りを感じます。
その思い通りにならない部分が、あなたには「相手の嫌いなところ」となってインプットされて「昔はこうじゃなかった」になります。

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ボーナスステージはいつまでも続かない


人は飼い犬ではありません。
言うことを聞くから好き、聞かないから嫌いでは、およそ愛しているとは言えません。
言うことを聞かないのが当たり前です。

「あの頃はこうしてくれたのに」
今そんな風に、過去を思い出したところで寂しさと怒りが募るばかりです。
残念ながら、そのボーナスステージのような時期はもう終わりました。

もう二度と、あの頃のようには戻れないのですか?
はい、全く同じ状況には戻れません。
人は過去に生きることはできないのです。
それに、理解不足だったあの頃に戻りたいですか?

人の関係性は変わるもの


今、相手はあなたに、美しい部分も醜い部分も隠さずに見せてくれるようになりました。
付き合い始めの頃よりも、格段にお互いの理解が深まっています。
理解が深まったから、相手への見方や、関係性も変化したのです。

あの頃にはあの頃のルールと関係性がありました。
今には今のルールと関係性があります。

大切なのは今のルールと関係性に目を向けることです。
そして、それを今後どうしたいのかを考えることです。

あなたが「あの頃に戻りたい」と思い出に浸っているのなら、今後の関係性を良くしていきたいと考えている証拠です。
どうすれば戻れるだろう、という気持ちが込められているからです。

振り返らずに前を向いてください。
あとは、好きなところも嫌いなところも丸ごと愛する覚悟を、あなたが決めるかどうかです。

【これからどうするかに目を向ける】

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直島 章真(Naoshima Shoma)

引き寄せの法則に代表される思考の世界に出会って15年。 元々は「理論的に引き寄せの仕組みが納得できないなら始めたくない」というひねくれ者。 思考に思考を重ねてようやく辿りついた独自の理論による不思議で素敵な思考の世界に皆さんをご案内します。 引き寄せで悩んでいる人、心が疲れてしまった人、そんな人たちに響く言葉がきっとあるはず。そう信じて言葉を紡いでいます。