【実現の許可】なんかもう色々考えるの面倒くさくない?じゃあいっそのことブチ切れようぜ!

「ザ・チケット」の108氏は「いい加減にしろ!」
セドナメソッドのレスター・レヴェンソンは「勝手にしやがれ!」

今でこそ願望実現の世界で伝説となっている彼らにも、現実に嫌気がさしたり、思うようにいかなかったりして、自棄(やけ)を起こした瞬間がありました。

偶然か必然か、二人ともこのヤケクソな言葉を吐いた直後に大きな気付きを得て、認識の変更に成功しています。
実は僕もそんな一人です。

1.激しい怒りの向こう側に


引き寄せの法則。願望実現。それは書籍やネットで語られる夢のような世界です。
誰もが幸せになりたい。だからこそ知りたいし、習得したい。

本を読んで素直に実践して成功する人もいれば、何を読んでも実践しても現実が全く動かない人もいる。僕は完全に後者でした。

だから僕のような遠回りはしてほしくない。でも人によって「あ、そっか」となるツボが違うので、手を替え品を替え色々な例え話を用いて、どこかの一文が誰かの「あ、そっか」に繋がるといいなと思いながら書いています。

108氏、レスター・レヴェンソン氏、そしてついでに僕。
共通しているのは、認識が変更される直前に自棄を起こしていることです。

両氏の自棄は冒頭で紹介した通りです。特に108氏の自棄は包丁を胸に突き立てる(※)ほど激しいものだったそうです。
※実際に刺すつもりだったのではないけれど、刺すフリだけでもしたくなるような精神状態だったと、ご本人が某掲示板で語られています。

僕の自棄も負けず劣らず、なかなか激しいものでした。一人で車を運転しながら、ちっとも進展せず全く救われる気配すらない現実に嫌気がさしました。
金銭面での問題を抱えていたんです。

不安ばかり語ってくる弱気な思考に「黙れ!殺すぞお前コノヤロー!」と怒鳴り散らし、次に誰に向かってでもなく怒鳴りました。

「なんでだよ!いつ叶うんだよ!人一倍幸せになりたいって願ってるだろ!人一倍金持ちになりたいって願ってるだろ!こんな苦しい思いばっかするんならもう生きなくていい!」

そしてドアの内側を拳で殴り付けました。
田舎に住んでて良かったです。目撃する対向車がたまたまいませんでしたから。
対向車の人に見られたら完全にキ○ガイです。

そんな激しい怒りを前にして、教科書通りにセドナメソッドをする余裕なんてあるわけありません。もう感情の暴走に任せるままです。

けれど、この激しい怒りは悪いことばかりではありません。想像がつくと思いますが、ここまで怒りを吐き出すとスッキリします。

言うだけ言ったらもう言葉が続かなくなります。余談ですが、これクレーム対応の鉄則でもありますね。怒っているお客さんは、ひとまず一通り文句を聞いて吐き出させる。そうすると言葉が出なくなる。途中で口を挟むと余計にヒートアップしちゃうから、言いたいだけ言わせてやるっていうやつです。

怒りの感情はセドナメソッドで手放してどうのこうのとか、いいんですそんなの。僕みたく爆発させたらいいじゃないですか。

怒っちゃダメとか、手放さなきゃダメとか、そんなお利口さんじゃなくていいんですよ。

2.開き直りの向こう側に


怒りを爆発させた僕に、次に訪れたのは開き直りでした。激しい文句は吐き出し尽くしたので出てこなくなりましたが、依然として口調は厳しいままです。

「もういい!生きようが死のうがどっちでもいい!願望が叶おうが叶うまいがどっちでもいい!叶わなかったら叶わなかったで、このままの俺で生きてきゃいいんだろ!?現状を維持すりゃいいんだろ!上等だ!何が起こったって構いやしねぇよ!」

後からわかったことですが、この開き直りの状態って実は願望が叶いやすいんです。

いくつかポイントがあるんですが、特に「願望が叶おうが叶うまいがどっちでもいい!」と「何が起こったって構いやしねぇよ!」です。

前者は願望の手放しになりますから叶いやすくなります。後者は一見ネガティブ発言のようにも聞こえますが実は違います。

「何が起こったって構いやしねぇよ!」は、悪いことが起こっても構わないと受け取ってしまいがちですが、良いことが起こっても構わないでもあるし、もっと言えば奇跡的なことが起こっても構わないという意味になります。
だって「何が起こったって構いやしねぇ」んですから。

意外に思うかもしれませんが、普段なら作動するはずの「自分は救われないだろう」とか「奇跡的なことなんて起こらない」という思考のストッパーが「何が起こったって構いやしねぇよ!」で外れてしまうんです。

死を選択するほど追い詰められた人が、死の間際で開き直って生きることを選択した結果、奇跡的に事態が好転する。
そのメカニズムがここにあります。

3.無敵状態で大胆に許可せよ


開き直りの言葉を言い散らかした僕が、最後に放った言葉「何が起こったって構いやしねぇよ!」。
ここに突破口がありました。

なぜか引っ掛かったその言葉を、漫画のセリフみたいに繰り返しました。
「何が起こったって構いやしない…何が起こったって構いやしない?…ん?」

「何が起こったって構いやしない…願望が実現しなくても構わない…どっちでも構わない…ってことは…実現しても構わない…あれ?」

僕はそれまで「願望が実現してほしい」と願っていました。だからいつまで経っても「願望が実現してほしい」ままでした。

変な言い回しに聞こえると思いますが「願望が実現しても構わない」ではなかったんです。

この言い回しに「実現しても構わないし、しなくても構わない」というニュアンスを感じて抵抗が出てしまう方は、「もう」とか「無条件に」を付け足すと良いです。

「もう願望が実現しても構わない」
「無条件に願望が実現しても構わない」

要するに実現の許可です。有名どころのアファメーションだと「私は無条件に幸せであって構わない」などがあります。

「何が起こったって構いやしない」という開き直りが、「どんな願望を実現しても構わない」に繋がっていたんです。

初めて自分が願望を握りしめているだけで、許可を出していなかったことに気付きました。

「叶ってほしい」「実現してほしい」は許可を出していません。実現するにはもっと大胆に許可する必要があったんです。

このブチ切れメソッド(?)は、お薦めもなにも向き不向きが大きすぎますから、怒りっぽい人以外は難しいかもしれません。
けれど、強い感情から気付きを得ることはよくあります。

特に強い感情が収まった後の開き直りの状態は、願望実現に対する理想的な心の在り方と言ってもいいです。

僕らはいつも思考=現実の奴隷になっています。ところが開き直りの状態は、その主従関係が逆転します。思考の言うことなんか聞いちゃいない。完全無視。

普段は思考の奴隷になっていますから、思考=現実という”主人”はそれはそれは恐ろしく見えるでしょう。けれど開き直ったあなたは、いつも虐げられているその主人の頭を踏みつけています。「黙れよ!俺に指図するな!」って。

あなたはもう願望実現の世界で無敵です。怖いものなしです。開き直りはスーパーマリオのスターと同じ。無敵状態になっちゃうんです。

感情を手放して穏やかにお利口さんにメソッドをするのもいいですが、爆発させるのだって全然悪くはないんですよ。
だって「何が起こったって構いやしねぇ!」んですから。

いっそのこと開き直って、もぎ取っちゃいましょうよ。あなたのスターを。

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直島 章真(Naoshima Shoma)

不思議で素敵な思考の世界に皆さんをご案内します。 引き寄せで悩んでいる人、心が疲れてしまった人、ちょっと元気をなくした人に響く言葉がきっとあるはず。そう信じて言葉を紡いでいます。