【別の領域】願望実現の仕組みはこうなっていた~経験と体験のタイムラグ

1.経験と体験のタイムラグ~自分の概念


僕らの願望は持ったと同時に実現しています。願望として認識した時点で、実現した状態を経験しているんです。

でもこの物質世界には自分という概念と、時間という概念がありますから、地球上でも即座に経験するわけではありません。

あなたが「自分」と聞いてイメージするのは、この体全体ではないでしょうか。そして、頭の中で願望が叶った状態をリアルに経験していたとしても、この体で身をもって経験しないと「実現した」とは感じません。

この体で、身をもって経験することを体験といいます。ほら、体っていう字が入っているでしょ?

僕らは願望として湧き上がった瞬間に、それが実現した状態を既に経験しています。願望と実現はセットです。
その経験を、この体が経験することが体験です。体験すると僕らは「願望が叶った」と認識します。

実際には経験と体験にタイムラグはありません。仮にこの体が無ければ願望は即実現となりますが、体が無いということは体験もできないということになります。
体験できるから、この世界は楽しいんです。

2.経験と体験のタイムラグ~時間の概念


経験と体験には必ずタイムラグがあります。例えばあなたが「1億円!」と願望を持った瞬間に目の前に1億円が現れることはほぼありません。

ラーメンを食べているときに、目の前にいきなり1億円が出現したらラーメンがこぼれて台無しになります。その可能性が全く無いわけではありませんが、願望はあくまでも自然な形で現れます。

男性がムフフな願望を思い浮かべたと同時に目の前に可愛い女の子がいたら、そりゃ嬉しいけどそうはなりません。

そういうわけで、時間や物理を無視したような、この世界で不自然な形では起こらないようになっています。それを地球上にいる全員が出来てしまったら、みんなが空を飛べてしまうし、瞬間移動も出来てしまいます。

そうなると、ドラえもんは無用の長物になりますから、子供たちはヒーローでありアイドルであるドラえもんを失ってしまうことになるわけです。子供たちからドラえもんを奪わないためにも、この地球という場所の最低限のルールは守るようにしているようです。

実現した状態を既に経験してはいるけれど、自分という概念と時間という概念があるので、体験するのは後になります。
これが経験と体験のタイムラグです。

3.経験と体験のタイムラグ~デジャヴ


この経験と体験のタイムラグを具体的に実感する現象があります。

デジャヴです。

初めての体験であるはずなのに、以前に経験した感じがする。医学的には様々な推論が出ていますが、まだ原因はわかっていません。
ところがこれは、経験と体験のタイムラグで説明がつきます。

デジャヴが起こる条件は一つ。それが初めての体験であることです。僕らには常時、経験と体験のタイムラグが生じていますが、普段はそれを認識できていません。

僕らは同じような日常が繰り返されていると感じているでしょう。日常の体験は、さほど劇的に変化しているわけではないため、経験と体験にタイムラグがあっても気付きにくいんです。

その日常から離れて、初めて行く場所に身を置いたとき、あるいは初めてのことを経験するとき、偶然に経験と体験のタイムラグに気付くことがあります。それがデジャヴです。

体験することは全て経験済みの出来事ですから、デジャヴは何ら不思議な現象ではなかったんです。

4.経験と体験のタイムラグ~固定観念


願望実現の100m走がスタートします。コースは100mです。
あなたは”願望”というスタート地点に立ちました。ゴール地点は”実現”です。

「On Your Marks(オン・ユア・マークス)」
「Set(セット)」
パンッ(号砲)

あなたはゴールに向かって全力疾走します。途中、なぜか網をくぐったり、平均台を渡ったり、ハードルを飛び越えたりしながらヒイヒイ言いながら走ります。
そんなあなたの孤軍奮闘ぶりを観客席から見ている本当のあなたが言います。

「どうしてアイツあんなとこ走ってんだろ…?」

・願望実現の100m走
・コースは100m
・願望というスタート地点。
・実現というゴール地点。

僕はそれしか言っていないのに、あなたは勝手に「直線100m」をイメージしませんでしたか?僕は「コースは直線である」とは一言も言っていません。

もちろん、通常の100m走は直線で行われますから、そう思うのも無理はありません。
けれど、あなたの100m走に対するイメージは自動的にそれになっている。つまり、あなたは固定観念を持っているということになります。

“願望”というスタート地点から”実現”というゴールにたどり着かなければならない。途中で障害物が出てきてヒイヒイ言いながらゴールを目指す。あなたの願望実現に対する固定観念もそうなっていませんか?

願望実現の100m走は直線コースで行われているのではなく、一周100mのオーバルコースで行われていると仮定するとどうでしょう。

スタート地点とゴール地点は同じ場所にあることになります。

あなたは「願望を持った」というスタート地点に立ったと思っていますが、そこは同時に「その願望が実現した」というゴール地点でもあります。

エゴは「スタート地点とゴール地点が同じなんてあり得ない!願望と実現が同時に起こるわけない!」と反論しますが、一周100mのオーバルコースで行われる100m走ということで考えれば、スタート地点とゴール地点が同じ場所という現象は、物理的にもあり得ることです。

それが信じられるかどうか、感覚として掴めるかどうか。
今までの固定観念に囚われず、物事の見方を変えるとはこんな身近なものなんです。

5.経験と体験のタイムラグ~見たい現実を見る


願望が生まれたら「それは経験済みだ」と言ってください。実際それはもう経験済みです。
経験していないものが 頭に浮かんでくることはありません。

「”今”に対する認識が変わった」「時間というものは自分が思っていたほど確かなものではないらしい」「今ここ」

認識が変わった人たちが語ることには、必ずといっていいほど「時間」の概念が出てきます。
認識の変更とは、時間に対する認識の変更と言っても差し支えありません。

時間の概念を支えるエゴから離れると「時間というものは存在しない」とわかります。そこには瞬間瞬間、独立した「今ここ」がだけがあります。

どこかの時点の「今ここ」で経験したことを遅れて体験しているのが、通常僕らが「自分」といっている自分です。僕らは既に経験済みの映像を体験として捉えているに過ぎません。

体験する自分に先行して、自分好みの新しい経験を次々としている自分が同時に存在しています。この同時に存在する二人の自分を「顕在意識と潜在意識」とか「エゴと別の領域」とか呼んでいます。

別の領域が経験したことは「願望」という形でエゴに伝えられますが、なぜかそこでエゴは「どうやって叶えればいいんだろう?」とか「自分には無理だ」とか、わけのわからないことを言い出します。

別の領域からすれば「いやいや。その映像がいいと思ったなら、お前は黙って体験すればいいだろ」っていう話です。

必ずしも別の領域を認識できていないと願望が叶わないわけではありません。別の領域は常にあなたと共にあることを信頼していれば大丈夫です。

これは魔法の力というより、仕組みといった方がいいと思います。認識できていないと効果が得られないという性質のものではありませんから安心してください。

エゴは既に経験済みの映像を現実と見なして、体験することに夢中になっています。だから別の領域が見えないし、現実を変更しようと必死になります。

でも元はと言えば、エゴが自分でその映像を選んでいるんです。「叶ったら楽しいだろうな」という映像が別の領域から提供されているのに「自分には無理だ」といって放映を拒否したんです。

そうなると、別の領域はそれが叶っていない映像を流すしかありません。本当にただそれだけの仕組みなんです。
「私は見たい現実だけを見る」
このアファメーションを聞いたことがある方もいるでしょう。見たい現実を見ることは何も難しいことではありません。

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直島 章真(Naoshima Shoma)

不思議で素敵な思考の世界に皆さんをご案内します。 引き寄せで悩んでいる人、心が疲れてしまった人、ちょっと元気をなくした人に響く言葉がきっとあるはず。そう信じて言葉を紡いでいます。