【願望を捨てる】既に叶っているを知る超シンプル理論~「そう見てるから、そう見える」

「願望を捨てろ」
願望実現において、よく聞かれるアドバイスです。

叶えたいことがあるから、引き寄せの法則だの既にあるだのを習得しようとしているのに、願望を実現するためには願望を捨てなさい。
一見、何も叶えてはいけないようにすら感じてしまうこの理論。今のうちにその誤解を解いておきましょう。

1.現実=今ここの思考


僕らは何事かが「起こった」あるいは「起こっている」と思っていますが、思考によって「起こしている」あるいは「エゴの思考がそう見ている」が正解です。

この瞬間瞬間に、僕らの思考が現実を創っています。具体的な例を挙げてみましょう。
例えば「意中の人に愛されている現実」と「意中の人に愛されていない現実」。これらはどちらも「起こった」のでも「起きている」のでもなく「起こしている」んです。

そこであなたはこう反論するでしょう。
「いくら愛されていると思い込んでも、愛されてない現実が目の前にあるじゃないか」って。

それですよ、まさにそれ。
今ここの思考が、今ここの現実。です。

あなたの思考は今ここの状態を「愛されてない現実が目の前にあるじゃないか」と見ています。それがそのまま「愛されていない現実」として見えているんです。
これが「起こしている」の意味です。

2.わざわざ「ない」と騒いでるのは誰?


「ない」というのはエゴの勝手な思考です。ならば「ない」という思考をやめて「ある」という思考に切り替えればいいのかというとそうではありません。もっと簡単なことです。

本来の状態が「既にある」ですから、僕らはただ単に「ない」という思考を取っ払えばいいだけです。「ない」の思考を取っ払えば自動的に「既にある」です。

あなたの世界はあなたが創っています。エゴの「ない思考」を通して見れば、あなたの世界はあらゆるものが不足していて、ないから欲しいの無限ループに陥ります。

「ない」という認識自体が幻想であることに気付いてください。
「いやいや、そんなこと言っても実際ないじゃん」
その声もまたエゴの「ない思考」であることに気付いてください。
「じゃあどこにあるの?何時何分何秒に手に入るの?」
それもやっぱりエゴの「ない思考」です。

矛盾して聞こえるかもしれませんが、「欲しい」「叶えたい」と言っているうちは手に入らないし叶いません。

僕らはエゴの偏向した見方を現実と信じ込んでしまっています。他人が発した言葉や、自分の身に起きた出来事の一部を切り取って、それが全てのように錯覚しています。

これでは、発言の一部だけを切り取って悪意のある報道ばかりするマスコミの偏向報道と変わりません。僕らはもっと真実に目を向けるべきです。

あなたは既に全てが叶った地点にいます。その地点でわざわざ「ない。ない。どこにある?」と騒いでいるだけです。

3.エゴの「ない認定」を取り消していく


では、エゴの「ない認定」を取り消していきます。あなたは「ないから欲しい」し「自分のものじゃないから手元に置きたい」し「叶ってないから叶えたい」んです。

「ない認定」の取り消しは、「ない」に繋がるものを排除していくことです。

・願わない
・欲しがらない
・叶えようとしない

こう言うと、「ってことは、何の願望も持たずに仙人のように生きろって言うのか!」と思ってしまいますが、願望を持つことの根本に「ないから欲しい」がある以上、願望を捨てなければ「ある」にはなりません。

あなたにもこれまで願望が叶った経験があるでしょう。でもそれは正確に言うと願望が叶ったわけではありません。

「叶って欲しい」と思っていた願望が、「叶うかもしれない」になり、「もうすぐ叶う」の確信になり、ある時点で「叶った」=「ある」になったわけです。

あたかもプロセスを踏んだから手に入ったように見えますが、あなたが実際にしたことは「叶って欲しい」を「叶った」に変えたことだけ。認識が変わっただけなんです。

時系列に出来事が起き、その出来事によってエゴが納得する形で「叶う」確信が深まっていったというだけのことですから、逆に「叶わないかもしれない」という不信が深まっていった場合は「いつまで経っても叶わない」になります。

あなたがこれまで叶えてきたことは、あなたが努力したからでも、ラッキーだったわけでもありません。時系列に起きた(と思っている)出来事を通して、「叶って欲しい」という願望が「叶っている」という認識に変わっただけです。

実はその間のプロセスは何の意味もありません。

あなたが「叶って欲しい」と願望を持った時点で既に叶っています。あとはいかに「叶って欲しい」を上手に捨てて「叶っている」に変えられるかだけです。
「叶って欲しい」も「叶っている」も単なる認識に過ぎません。願望実現において願望を捨てろと言われるのは、そういうことなんです。

4.全てが叶っている状態と願望が無い状態は同じ


願望の根本には「持っていない」とか「愛されていない」があります。だから欲しがるんですよね。
「叶って欲しい」と思っているうちはあなたのものではありません。「叶っている」と思ったらあなたのものです。

人は誰だって愛されたいし、豊かに暮らしたいと願うでしょう。それはなぜでしょうか?
逆説的になりますが、それらを求めるのは「愛されていない」し「豊かではない」と思っているからです。

ではその「愛されていない」とか「豊かではない」という認定は誰がしたんでしょうか?
あなたです。

ではその認定は確かなんでしょうか?
これ、答えなんてないんです。
あるはずありません。その認定がそもそも間違いですから。

答えは一つ。あなたは最初から愛されているし、豊かです。あなたが叶えていないものなどありません。
全てを叶えているあなたは、本来なら何の不足も感じず、それゆえ願望を持つこともない存在です。

願望を持たないということは、物欲がないとか望むものが思い付かないということではありません。あなたには恐らく二つや三つ強く執着している願望があるでしょう。

その願望の対象はヒトモノカネだと思いますが、願望がない状態を夢や希望を持てない状態と混同しないでください。願望がないというのは、そのようなネガティブな意味合いとは全く違います。

あなたがこだわっている二つ三つの強い願望も”含めて”、あなたが思いつく限りの全ての願望が最初から叶っているので願望として持てないというだけです。

願望を捨てるというと、願望が叶わなくなると心配になると思いますが、全ての願望が叶っている状態は、願望が無い状態と同じであることを知ってください。

5.「そう見てるから、そう見える」


このお話の最後に、噛み締めてみて欲しい言葉を書いておきましょう。とても簡単な言葉です。

「そう見てるから、そう見える」

ひねって考える必要はありません。そのままの意味です。あなたは現実をそう見てるから、そう見えています。そうとしか言いようがないほどシンプルな原則です。

願望の実現が遠のくようなことが起こったときに、この言葉を思い出してみてください。

「そう見てるから、そう見える」

きっとあなたのエゴはこう反論します。

「いやいや、実際遠ざかってるだろ!」

願望の実現を遠ざけている原因がこの勝手なネガティブ思考です。願望の実現が遠ざかることが起きたと認定を与えているのは自分です。あなたは願望の実現が遠ざかったと認定することもできるし、願望が既に叶っていると認定することもできます。時系列なんてありません。
自分がどう見ているかに気付くだけで、そこはもう「全てが叶った世界」なんです。

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直島 章真(Naoshima Shoma)

不思議で素敵な思考の世界に皆さんをご案内します。 引き寄せで悩んでいる人、心が疲れてしまった人、ちょっと元気をなくした人に響く言葉がきっとあるはず。そう信じて言葉を紡いでいます。