【既にある】願望なんていらない!注文すればいいんだよ~脱・引きこもりの法則

あなたは真っ暗な部屋の中にいます。
少しずつ暗闇に目が慣れて、部屋の中に何かがあることはわかりますが、何があるのかハッキリしません。

あなたは遠くに照明のスイッチらしき小さな光があるのを見つけました。

「あのスイッチを入れれば部屋が明るく照らされるに違いない」

あなたは暗闇の中、テーブルの角にスネをぶつけたり、タンスの角に足の小指をぶつけたりしながら、なんとかそのスイッチの元へやってきてパチンと押してみました。

部屋の中がぼんやりと照らされて、楽しそうなものがたくさんあることに気付きましたが、すぐに明かりは消えて元の暗闇へ戻ってしまいました。

1.人は誰だって希望の光を求めている


あなたはもう一度明かりを点けようとスイッチを押してみますが、何度パチパチやってみても反応がありません。どうやらこの明かりが点くのは一度だけ、その場限りのようです。

あなたが真っ暗闇の部屋の中を見回すと、他にもスイッチらしき小さな光がいくつもあることに気付きました。

あなたは次のスイッチこそ部屋を永遠に明るくしてくれるに違いないと信じて、また真っ暗な部屋をあっちをゴチン、こっちをゴチンとぶつけながら歩き回ります。

このスイッチの小さな光はあなたの願望であり希望の光です。この真っ暗闇の部屋はあなたの世界です。

その小さな光を手に入れれば、部屋全体が明るくなるに違いないと思っていますが、そのスイッチは一瞬だけ世界を明るく照らして消えてしまいます。

だから一つのスイッチ、つまりは一つの願望にばかり執着しても仕方がないんです。

この部屋には楽しくなるような何かがある。でも暗くてよく見えないから明るく照らして見てみたい。あなたは”正解”のスイッチを求め続けますが、そんなスイッチは元々この部屋の中にはありません。

2.人生を明るくしたいならカーテンを開ければいい


あなたはこれまで願望というスイッチを求めてきました。一つの願望が叶ったとき、パチンとスイッチが入って一瞬だけ部屋の中が明るくなったことでしょう。

部屋の中には他にもたくさんの素敵なものがあって、自分が最初から幸せな場所にいたことに気付きましたが、その明かりはすぐに消えてしまいます。

この幸せな場所をずっと見ていたくて、あなたは正解のスイッチを求め続けてきました。身体をあちこちぶつけてヒリヒリズキズキ自分を痛めつけながら。
そして、ものすごく根本的なことを忘れていました。

「あ、カーテン閉めっぱなしだ」

そうです。この真っ暗な部屋には、光を完全に遮断する暗幕といった方がいいような分厚いカーテンが掛けられています。あなたはスイッチを探すことをやめてカーテンを開けることにしました。

カーテンを開けると、部屋の外は眩しいほどの太陽が世界を美しく照らしていました。部屋の中に太陽に光が元気いっぱいに差し込んできて、あなたがいる幸せな場所を丸ごと照らしてくれます。

そして、もうひとつ気付くことがあります。この真っ暗な部屋が世界の全てだと思っていたあなたは、初めてその部屋の間取りを見ることができました。

外へと通じる玄関ドアがあります。あなたがそのドアを開けると、今までいた部屋とは比べ物にならないほど広い世界があることに気付きました。

3.あなたは既に「別の領域」にいる


「既にある」の世界とは、真っ暗だと思っていた部屋のカーテンを開けたときに見える景色です。外へと通じるドアを開けたときの広い世界です。

つまり、あなたは既にそこにいます。
あなたは部屋の中にいますが、その部屋はあなたの住む町にあります。その町はあなたの住む都道府県にあり、その都道府県はあなたの住む国にあり、その国は地球にあり、地球は宇宙にあります。

あなたが今いる場所の見方を変えるだけです。
あなたは「部屋にいる」ともいえるし「〇〇県にいる」とも「日本にいる」ともいえます。いちばん大きく解釈すれば「宇宙にいる」ともいえます。

見方を変えるというのは「私は部屋にいる」と見るか「私は宇宙にいる」と見るかということです。あなたは「現実」という場所にいるともいえるし、「別の領域」にいるともいえます。

あなたがいる「今ここ」の一番小さな解釈が、あなたが普段「現実」と思っている世界です。あなたは同時に「別の領域」という大きな世界にも既に属しているんです。

4.願望など捨ててしまえ


あなたは今まで照明のスイッチを探し続けてきました。遠くに見えるスイッチの小さな光が、今度こそ部屋全体を明るくしてくれると希望を持って。

照明のスイッチ=あなたの願望

あなたがやるべきことは、照明のスイッチを探し回るのをやめて、カーテンを開けてしまうことです。この部屋が世界の全てという思い込みを捨てて、この部屋はもっと大きな世界の一部だったと気付くことです。

願望を追い続ける限り、部屋の中でスイッチを探し回る人生から抜け出せません。スイッチを探し回る人生とは、つまり願望を追い続ける人生です。
要するに願望など捨ててしまえということになります。

あなたには叶えたい願望があるでしょう。僕らは願望を叶え続けていけば、いずれ人生が明るくなっていくと信じています。

でも願望が叶ったときの明かりは一瞬の輝きで終わってしまうので、僕らは次の明かりを求めて新たな願望を次々と持つことになります。

僕らが願望を叶えたいと願うのは人生を明るくしたいからです。けれど、願望を持つことは、同時に「今は叶っていない」と宣言してしまう諸刃の剣でもあります。

カーテンを開けてください。そこから見えるものは全てあなたのものです。叶うとか叶わないとかという見方を捨ててください。叶ってるし、既にあるです。
あなたがその広い世界に属していることを信じるかどうかです。

5.さあカーテンを開けよう!


では閉ざされた分厚いカーテンを開けていきましょう。

・叶うでも叶わないでもなく、既に叶っていると思考する。
僕らは「叶わないかもしれない」とか「叶わなかったらどうしよう」と根拠もなく思考してしまいます。どのみち根拠がないのなら「既に叶っている」を採用した方がお得だと思いませんか?

・願望ではなく注文。手に入るかどうかわからないのではなく、届くのを待つだけ。
既にあるんですから「欲しい」とか「叶えたい」は違和感があります。ラーメン屋さんで「醤油ラーメンひとつ」って注文しておいて「本当に醤油ラーメン出てくるかな?叶わなかったらどうしよう?」なんて心配はしないでしょう。
心配しながら注文しているのが「願望」の状態です。その心配に根拠はないことを知ってください。

・あなたの目に映るものは全て商品カタログと同じ。何を注文しても必ず届く。
あなたが好きなもので自分の周りを彩って、良い気分で生きられるように、世界は丸ごと巨大な商品カタログになっています。あなたはそこから好きなものを選んで自分のコレクションに加えていけばいいわけです。たとえ今は他人の所有物に見えるものであったとしても、あなたが注文して届かないものはありません。

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直島 章真(Naoshima Shoma)

不思議で素敵な思考の世界に皆さんをご案内します。 引き寄せで悩んでいる人、心が疲れてしまった人、ちょっと元気をなくした人に響く言葉がきっとあるはず。そう信じて言葉を紡いでいます。