他人の価値観を受け入れるとは、ショーケースに入れて眺めること

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もし、他人から自分の考えを否定されたとき、あなたはどう感じるでしょうか?
悲しい気持ちになりますか?恥ずかしい気持ちになりますか?腹が立ちますか?
人それぞれの反応がありますから、中には俄然やる気が湧いてくるという人もいるでしょうけど、
ネガティブな気持ちになる人の方が多いでしょう。

誰もが自分の価値観を大切にしている


あなたは自分の価値観で物事を見て、自分の価値観で考えて選択をし、自分の価値観で人生を歩んでいます。
他人に自分の考えを否定されると、自分そのものを否定されたように感じることがあるのは、
「自分の価値観を通した考え方が否定された」=「自分の価値観を否定された」と感じてしまうからです。

価値観とは人生観であり、その人そのもの。
その人の価値観を否定することは、その人そのものを否定することにも繋がりますから、ネガティブな気持ちになるのも無理はありません。

あなたがそう感じるように、他人もまた価値観を否定されればネガティブな気持ちになるでしょう。
だから、他人の価値観にケチをつけたり、自分の価値観と比べて優劣をつけようとしてはいけないのです。
ただ、他人の価値観を受け入れてあげればいいのです。

他人の価値観を受け入れるってどういうこと?


例えば、ある人が「ゴミは宝だからドンドン集めるべきだ」という価値観を持っていたとします。
玄関開けたらゴミの山どころか、敷地いっぱい、果ては道路にまではみ出してゴミがうず高く積まれている「ゴミ屋敷の家主」を想像してください。

「さぁ!その価値観を受け入れましょう!」と言われても、簡単に受け入れられるでしょうか?
きっと、「到底受け入れられない!」って反発してしまうのではないでしょうか。

受け入れると言っても、お客さんのようにもてなすことではありませんし、その人の好みに合わせるという意味でもありません。
ゴミ屋敷の家主も、詐欺師も、泥棒も、その人なりの正しい価値観を持っているのです。

その人の価値観を誉めてあげなくてもいいし、否定する必要もありません。
もちろん、相手に気に入られるためだけに、あなたの価値観を擦り合わせていくなんて絶対にしてはいけないことです。

他人の価値観は不用意に触れてはいけない


形が好きじゃないからって、無理に変えようとしてもいけない。
だって、その人が大切にしているものだから。
その人は、その形が気に入っているのだから。

お土産でもらった変てこな置物のように、ぜんぜん好きになれないかもしれないけど、
不用意に触ってしまわないように。

けれど、いつでも見守れるように。
不注意で壊してしまわないように。

埃を被って汚れてしまわないように。
大切にショーケースに入れておきましょう。

そして、汚れていないかな?って、
壊れていないかな?って、
たまに気遣って眺めてみる。
それだけでいいのです。

人の価値観はそっと置いておけばいい

いい形だなぁって惚れ惚れしたのなら、自分もいいとこ取りでその形に近付ければいい。
あまり好きな形じゃないなぁって思っても、自分好みに変えようとしなくていい。
好きな形でもないのに、「同じだね」って言われたくて、無理して似たような形になろうなんて頑張らなくてもいいのです。

それが、他人の価値観を受け入れるということ。
そして、自分の価値観を大切にするということ。

少しドライに聞こえてしまうかもしれませんが、感情を介入させずに「そういうもの」と認識して、目は届くけれど手は届かないところに大事に置いておきましょう。

【人の価値観は眺めるだけにする】

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直島 章真(Naoshima Shoma)

引き寄せの法則に代表される思考の世界に出会って15年。 元々は「理論的に引き寄せの仕組みが納得できないなら始めたくない」というひねくれ者。 思考に思考を重ねてようやく辿りついた独自の理論による不思議で素敵な思考の世界に皆さんをご案内します。 引き寄せで悩んでいる人、心が疲れてしまった人、そんな人たちに響く言葉がきっとあるはず。そう信じて言葉を紡いでいます。