【思考の先端】思いのままに世界を切り開こう!「サイレンススズカの法則」

1990年代末に日本の競馬界で活躍したサイレンススズカという名馬がいました。個性的なレーススタイルで多くのファンを魅了し、ターフを沸かせたこの名馬があなたに願望実現のヒントを与えてくれます。
あなたは自由に世界を創造してください。あなたの自由な創造を後押しするのが「サイレンススズカの法則」です!

1.サイレンススズカという個性的な名馬


競馬ではその馬の能力や性格に応じて、得意とするレーススタイルがあります。先頭集団の中でレースを進めるのが「先行」、中段からやや後方あたりでレースを進めるのが「差し」、後方からレースを進めるのが「追込」、最後の直線でスパートを掛けるのはどのレーススタイルも同じです。

サイレンススズカが得意としたのは、スタートから先頭に立って、レース中も常に先頭を走り、そして最後の直線でスパートを掛けてくる後続の馬たちを振り切ってそのままゴールする「逃げ」というレーススタイルでした。
逃げというレーススタイルはレース中にスタミナを消費してしまうので、最後の直線でスタミナを温存していた後ろの馬たちに抜かれてしまうことがよくあるのですが、サイレンススズカは一味も二味も違いました。

サイレンススズカは逃げの中でも更に極端な「大逃げ」というレーススタイル。スタート直後から何十メートルもの圧倒的なリードを取って走ります。
そんな暴走のようなレースをしたら、普通の馬なら後半でスタミナが尽きて後続の馬たちに次々と飲み込まれてしまうところですが、どの馬もサイレンススズカには最後まで追い付けませんでした。スタートからゴールまで誰にも先頭を譲らないまま逃げ切ってしまうのです。


後方では他の馬たちがサイレンススズカに追い付くために、そして一つでも着順を上げるためにスパート合戦が繰り広げられていますが、そんな争いは彼にとってはどうでもよく、ただ前にあるゴールだけを見て駆け抜けました。
その痛快なレーススタイルと強さは今でも語り継がれるほど鮮烈な印象を残しました。

2.あなたが見ている現在は後続の馬が見ている景色


ただ一頭ぶっちぎりで先頭を行くサイレンススズカ。対戦した馬たちはいつもサイレンススズカが既に数秒前に駆け抜けた道を、遅れてなぞるように走りました。それと同じように、あなたが現在と思っている地点は既に何者かが駆け抜けていて、あなたはその道を遅れてなぞるように走っています。

あなたの現在はどこにあるのでしょうか。実はあなたが普段「現在」と思って見ている景色は後続の馬から見た景色なのです。
後続の馬であるあなたの前には常に「何もないと同時に全てある空間」を切り裂いて、自由に世界を創り上げているサイレンススズカが走っているのです。
あなたは、あなたの中のサイレンススズカが創ってくれた道を、少し遅れて追いかけています。

あなたがサイレンススズカになればいい!


サイレンススズカに後続の馬たちの順位争いなど関係ありませんでした。常に先頭を走っていますから視界の先に他の馬たちは見えません。ただ一頭、まだ誰も走っていない道を悠々と駆け抜けました。

あなたは色々な現実と闘っていると思っているでしょう。それは後方の馬たちとの順位争いを現実として見ているからです。
あなたがサイレンススズカになれば、今あなたが現在と思っている状態がどうあろうと関係がないのです。

引き寄せの法則で有名なエスター&ジェリー・ヒックスのエイブラハムシリーズの中ではそれは「思考の先端」と表現されています。あなたの現在の先を行く先駆者がここでいうサイレンススズカであり、エイブラハムのいう思考の先端です。

あなたは現在の状態に囚われることなく常に現在の先を走り、まだ誰も走っていない空間を思いのままに切り裂いて、後続のための道を創っていけばいいのです。
そうすれば後続である現在が、その道をなぞって走るようになります。

4.サイレンススズカになる方法


現在に先行して世界を創っていくあなたも、創られた現在を体験するあなたも同じあなたであることに変わりはありません。
その違いがどこから生まれるのかというと、エゴという不純物がどの程度混じっているかによって決まります。
あなたが現在と思っている地点は、エゴを通して見ている世界です。エゴを通して判断する分だけ遅れを取っていると言った方がいいでしょう。この遅れが思考の先端と現実の体験との時間差になっています。

あなたが思考の先端にいて自由な創造をするためには、エゴの濃度を下げればいいということになります。エゴの濃度が高ければ体験する側に寄り、エゴの濃度が低ければ創造する側に寄ります。
創造者としてのあなたと、体験者としてのあなたでは今に対する認識に違いがあります。エゴを通しているあなたが認識している「現在(と思っている地点)」は、エゴを通していないあなたの「今ここ」から見れば既に「過去」です。

本来であれば創造する自分は、体験する自分より先行しています。
しかし、エゴの濃度が濃く、体験する自分に比重を置きすぎると創造する自分さえもエゴの馬群に飲み込まれてしまいます。

現状がちっとも変わらないように感じるのは、本来なら単独でエゴの前を走っているはずの創造する自分が、エゴの馬郡の中でしか創造することができなくなっているからです。
同じような状況が続くのも納得がいくでしょう。
エゴの思考を止めて本当の今ここ(創造する自分)を感じてみてください。そしてエゴの馬郡から解放してあげて自由に走らせてください。必ずサイレンススズカのように、人生というレースを引っ張っていってくれます。思考に囚われない方法はこちらの記事で紹介しています。

【思考を観察する】適当に聞き流そう!垂れ流しの思考を止める「脳内ラジオの法則」
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直島 章真(Naoshima Shoma)

不思議で素敵な思考の世界に皆さんをご案内します。 引き寄せで悩んでいる人、心が疲れてしまった人、ちょっと元気をなくした人に響く言葉がきっとあるはず。そう信じて言葉を紡いでいます。