あなたの好きな人の顔を思い浮かべてください。
あなたの恋人、あなたの親友、あなたの子ども。
好きな人なら誰でも構いません。

その人は、想像の中でどんな表情をしていますか?
そして、その表情を想像しているあなた自身は、どんな表情をしていますか?

例えば、子どもの顔を思い浮かべた方は、その子の笑顔を想像したのではないでしょうか。
そして、その場にはいないにもかかわらず、想像上の子どもの笑顔に連られて、あたたも笑顔を浮かべたり、穏やかな表情になったと思います。

想像の中の相手の表情は、あなたがその人に「どのような表情でいてほしいか」。
そして、その顔を想像しているあなた自身の表情は「その表情を見た結果、あたなはどのような表情になるか」を表しています。

先ほどの子どもの表情で言えば、子どもには笑顔でいてほしい。
そして、その笑顔を見たことで自分もまた笑顔になるということになります。

好きな人であれ嫌いな人であれ、他人の顔を想像してその表情に注目する。
そして、その表情を想像している自分の表情に注目する。
すると、あなたがその人のことをどう思っているか、簡単にチェックすることが出来ます。

あなたが憎しみを持っている人の顔を思い浮かべると、その表情が笑顔であることはあまりありません。
憎しみとは、相手の幸せを願っていない状態ですから、その人が幸せの象徴である笑顔を浮かべていることに抵抗するからです。

相手の表情が笑顔だったとして、あなた自身が無表情であれば、相手の幸せに対して喜べない状態。
相手の表情が悲しみに溢れていて、あなた自身が笑顔であれば、相手の不幸を喜んでいる状態です。

憎んでいる人を「許そう、許そう」と言葉で許そうとすると、なかなか思い通りにならないことがあります。
「だけど元はといえばアイツが…」という、横槍の言葉が入ってしまうからです。

言葉で言い聞かせるのではなく、想像で許してしまう方法が「許したい人の笑顔を想像する」です。
想像するときは言葉を一切入れないようにします。
相手の笑顔を思い浮かべた瞬間に、「だけどアイツが…」といった言葉を入れてしまうと許せなくなってしまいます。

笑顔は幸せの象徴的な表情ですから、相手の笑顔を想像することは、まず相手が幸せでいることを許可することになります。
次の段階として、その相手の笑顔を想像しているあなた自身が笑顔であれば、相手が幸せであることを喜ぶことになります。

最初は上手く相手が笑ってくれないかもしれません。
あなた自身が、しかめっ面をするかもしれません。
けれど時間がかかっても構いません。
言葉や感情は一時的に横に置いておき、笑顔同士になるように続けてみましょう。

【許したい人の笑顔を想像する。】

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“許したい人の笑顔を想像する。” への1件のコメント

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