世の中には、自分と似たような顔をした人が3人いると聞いたことがあります。
けれど、僕は今まで生きてきて、そのような人に出会ったことはありません。

有名人のそっくりさんはいるけれど、よく見ればやっぱり違う。
双子のように瓜二つの赤の他人に出会うことは、ネット上で「奇跡」として話題になるほど確率の低いことです。
そして、双子のように瓜二つと言っても、ミクロの単位で見ればやっぱり違う。
当たり前のことですが、全く同じ顔をした人は存在しません。

全く同じ顔をした人は存在しないように、全く同じ価値観を持った人もまた存在しません。
価値観を「心の顔」と考えればわかりやすいでしょう。
この人の価値観は自分と似ているなぁと感じることはあっても、やっぱり違う。
けれど、人の顔がそれぞれ違うように、「心の顔」である価値観がそれぞれ違うのは当たり前のことです。

人は誰でも自分の価値観が正しいと信じて生きています。
だから、あなたの考えを否定されると反射的に「相手が間違っている!」と反応してしまいます。
なぜなら、あなたの考えには、あなたの価値観が反映されているからです。
けれど、その相手もまた自分の価値観が正しいと信じて生きています。

世の中に「美しい顔」は存在しますが、「正しい顔」や「間違った顔」は存在しません。
誰にも判断できないからです。
同じように「美しい価値観」は存在しても、「正しい価値観」や「間違った価値観」は存在しません。
誰にも判断できないからです。

価値観に「正しい」と「間違っている」はありません。
だから、あなたはどれだけ他人の価値観と違っていても、自分の価値観に自信を持っていいのです。
価値観の違いは「単に違うだけ」です。
決して「間違い」ではないのですから。

金子みすずさんの詩「私と小鳥と鈴と」の一節より。
“みんなちがって、みんないい”
とても素敵な言葉ですね。

【違いは間違いではない】

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