同じ時間に、同じ場所で、同じ映画を観ても、感想や印象に残ったシーンは人それぞれです。
人は、自分が見ている現実が本当の現実だと信じていますが、実際には「その人の価値観を通して見た現実」が見えています。
人それぞれが違う価値観を通して映画を見ていますから、その感想も違ったものになるのです。

東日本大震災が起こったとき、当時の東京都知事であった石原慎太郎さんは「津波は天罰」と発言して、多くの人からバッシングを受けました。
多くの人の目に、東日本大震災とその後の津波は「悲劇的なこと」と映りましたが、石原慎太郎さんの目には確かに「天罰」と映ったのではないでしょうか。

ビデオカメラは目の前で起こった現実を、ありのままの現実として捉えることができます。
しかし、人はそうすることができません。
ビデオカメラのような機械と違い、人は価値観や感情を通してその現実を見るからです。
言ってみれば、それぞれが違う「自分専用の価値観メガネ」をかけて、その現実を見ているわけです。

例えば、事故に遭ったという事実があったとします。
悲観的なメガネをかけた人は「事故に遭うなんて、なんてツイてないんだろう」と考えるでしょう。
楽観的なメガネをかけた人は「厄が落ちたかな?宝くじでも買おうか!」と考えるかもしれません。
同じ事実でも、その受け取り方は人によって異なるのです。

あなたは、どんな価値観メガネをかけていますか?
レンズが汚れていて世界が良く見えない「手入れすればいいのにメガネ」をかけている人もいるでしょう。
レンズが黄色くて世界が明るく見える「ハッピーメガネ」をかけている人もいるでしょう。
レンズが黒くて世界が暗~く見える「ダークメガネ」をかけている人もいるでしょう。

やっぱり、せっかくなら世界が素敵に見えるメガネをかけておきたいですね。
現実が良く見えるように、いつもレンズを綺麗に磨いておきながら。

【みんな違う視点で世界を見ている】

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